河出書房新社、法の人類史4000年を網羅した書籍を刊行、法の役割を多角的に考察

PR TIMES より

記事の要約

• 法の人類史の邦訳が刊行
• 4000年の法の歴史を網羅
• 様々な法体系を比較分析

河出書房新社が法の人類史を刊行

河出書房新社は2024年12月3日、フェルナンダ・ピリー著『法の人類史──文明を形づくった世界の秩序4000年』を刊行しました。本書は、古代ハンムラピ法典から現代の国連法まで、4000年にわたる法の歴史を包括的に解説しています。マフィアの掟や宗教の法、チベットの慣習法など、多様な法体系を取り上げ、法の役割を多角的に考察しています。

オックスフォード大学法人類学教授であるピリー氏が、初めて一般読者向けに執筆した本書は、法の起源や文明への影響、ヨーロッパ法の世界的な広がりなど、重要なテーマを深く掘り下げています。歴史、人類学、法学の知見を融合させた、法に関する決定版と言えるでしょう。

本書は、公正な社会とは何か、権力の道具でありながら権力に抗う手段でもある法の複雑な実態を明らかにしています。4000年にわたる法の歴史を理解することで、現代社会における法の役割や課題をより深く理解することができるでしょう。多くの読者にとって、新たな知見と深い洞察を提供する一冊です。

『法の人類史』概要

河出書房新社公式サイト