記事の要約
- AND OWNERSがアート作品を売却
- 公開価格の390%で落札
- 共同保有期間を経ての売却
AND OWNERSの共同保有アート作品売却に関するニュース
株式会社AND OWNERSは2025年1月10日、取扱いコレクションの一つである友沢こたおの《slime XCVIII》を公開価格比390%となる180万円で売却したと発表しました。この作品は2021年11月に公開時価格46万2000円で取扱いを開始し、3年間の共同保有期間を経てオークションで落札されたものです。
AND OWNERSはアート作品やクルマなどの実物資産を少額から共同保有できるプラットフォームです。2024年7月にはランボルギーニの取扱いを開始し、現在は合計47コレクションを展開しています。所定の共同保有期間を経た後、対象資産は売却され、オーナー権保有者には保有枠数に応じた分配が行われます。今回の売却は、AND OWNERSの事業モデルの成功を示す事例と言えるでしょう。
AND OWNERSは「テクノロジーで、アートと社会を結び、拓く。」をビジョンに掲げ、日本のアートマーケットの活性化を目指しています。NISAやiDeCoなどの資産運用の浸透により投資意識が高まっている中、同社は資産的価値だけでなく、「所有すること」で生まれる感情も重視した新しい投資機会を提供しています。2025年春にはオーナー向けイベントも予定されており、ランボルギーニの展示も予定されています。
AND OWNERS事業概要
項目 | 詳細 |
---|---|
サービス名 | &OWNERS |
事業内容 | 共同保有プラットフォームサービス事業、EC事業、アドバイザリー事業 |
設立 | 2018年9月 |
代表取締役社長 | 松園 詩織 |
公式サイト | https://and-owners.jp/ |
参考:PR TIMES「「& OWNERS」作品販売開始から3年で公開時価格の390%で売却 | 株式会社AND OWNERSのプレスリリース (参照日:2025年1月11日)
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