岡山大学佐藤副理事、福島イノベーション・コースト構想シンポジウムで人材育成の重要性を強調

PR TIMES より

記事の要約

• 岡山大学佐藤副理事の福島での講演
• イノベーション人材育成に関する議論
• 地域復興への人材集積の重要性

岡山大学佐藤副理事の福島イノベーション・コースト構想シンポジウム登壇

岡山大学は2025年1月1日、佐藤法仁副理事・副学長・上級URAが2024年12月7日に福島県で開催された福島イノベーション・コースト構想シンポジウムに登壇したことを発表しました。同シンポジウムは、福島イノベーション・コースト構想に関する取り組み状況の情報発信と情報共有を目的として開催され、地域の産業復興に必要となる人材育成・人材確保について議論されました。

佐藤副理事は基調講演で「イノベーション人材の組織の不易流行」と題し、イノベーションにおける不変の要素と変化する要素、そしてイノベーションを促進する環境と人材について解説しました。特に、知識・知恵から新しい価値を生み出すナレッジワーカーの存在に焦点を当て、マニュアルワーカーとの比較分析を行いました。講演では、自身の阪神淡路大震災での被災経験も踏まえ、福島における人材集積の重要性についても言及しました。

シンポジウムでは、基調講演後にはトークセッションも開催され、地域課題である人材確保・人材育成について活発な議論が交わされました。佐藤副理事は、福島でのイノベーション創出に向けた取り組みを継続していく必要性を感じた、と述べています。岡山大学は、文部科学省「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業（J-PEAKS）」に採択されており、社会変革を目指した研究・イノベーション活動を地域とともに戦略的に実施しています。

シンポジウム概要

岡山大学