MedBankと順天堂大学、AI技術活用で病理診断の共同研究開始、医療の質向上に貢献

記事の要約

  • MedBankと順天堂大学が共同研究
  • AIを活用した病理診断を目指す
  • 病理医不足解消への貢献期待

MedBankと順天堂大学がAI病理診断の共同研究契約を締結

MedBank株式会社と順天堂大学は2024年12月29日、AI技術を活用した病理診断に向けた共同研究契約を締結したことを発表しました。この共同研究は、病理専門医の不足という深刻な課題に対応し、医療の質と効率を向上させることを目指しています。AIによる病理診断の高度化は、早期発見と予後改善にも大きく貢献すると期待されています。

本共同研究では、順天堂大学附属順天堂医院の病理診断センターが保有する豊富な知識とMedBankの医療画像AI診断技術を融合させます。両者の強みを活かすことで、AIを活用した精度の高い病理診断システムの実現を目指します。この取り組みは、日本の医療現場におけるAI技術の活用を促進し、より迅速で正確な医療提供に繋がるでしょう。

MedBankは、AIと人間の協調による医療への貢献を経営理念に掲げるスタートアップ企業です。順天堂大学は全国に6つの医学部附属病院を運営しており、今回の共同研究は、両者の連携によって医療現場の課題解決に貢献する重要な一歩となります。この共同研究の成果は、将来的に多くの患者さんの健康状態の改善に繋がる可能性があります。

共同研究の概要

項目 詳細
研究目的 AIを活用した病理診断の高度化、病理医の負担軽減、診断精度向上
研究期間 非公開
協力機関 MedBank株式会社、順天堂大学
研究代表者 順天堂大学附属順天堂医院病理診断センター長 林 大久生先生
MedBankウェブサイト MedBank
順天堂大学ウェブサイト 順天堂大学

MedBank株式会社

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